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旧暦3月は弥生(やよい)と呼ばれます。弥生は「いやおい」とも読まれ、草木がさらに茂りまさることを意味した言葉でもあります。つまり3月は草木が元気に育ち生い茂る月なので、その言葉がそのまま3月の呼称になったというのが有力な説です。
3月の行事は、ひな祭りが有名ですが、今回はホワイトデーについてお話しましょう。2月14日がバレンタインデーで女性が男性にチョコレートをあげる日、ホワイトデー3月14日は男性から女性へキャンディやマシュマロをあげる日。これが日本での一般的な理解です。
2月14日は、西暦3世紀のローマでは、戦争に行かせて思う存分戦わせるために、兵士に家族を持たせないように結婚を禁止していた時期がありました。そんな中隠れて結婚を手伝ったのがバレンタインです。そのバレンタインが牢獄から女性に愛の手紙を綴ったことから、男性が愛する女性へカードをおくることが始まり、今の形になっていったと言われています。日本以外では、家族間でも行われ、チョコレート限定でないのに対し、女性が男性にチョコレートをあげる、というこの限定的な習慣は日本のみです。チョコレート業者が行ったキャンペーンが始まりだそうです。
ホワイトデーになると、もともとの明確な宗教的いわれはないようで、セールスキャンペーンでバレンタインのお返しを定着させようと始まったようです。最初に始めたと表明しているのが、キャンディを販売しようとした全国飴菓子工業協同組合と、マシュマロを販売しようとした福岡県の菓子店「石村萬盛堂」が有名です。韓国や台湾には似たような習慣がありますが、全く同じではないようです。輸入された祭事も、各国自国の文化にあわせて、時代にあわせて、かわっていくのですね。これこそ、その国に根付く文化なのでしょう。 |