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旧暦の2月は如月(きさらぎ)と呼ばれています。立春(2月4日ごろ)を過ぎ、だんだん暖かくなってきたものの寒さがぶり返し、逆に寒さを強く感じ、更に服を重ね着することから「衣更着」という説が有名です。他には、だんだん気候がよくなっていくことを表して「気更来」、あるいは、草や木が生え出してくる頃を表して「生更ぎ」などの諸説があります。
立春というのは、二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、2月19日ごろの雨水(うすい)までの期間を指します。1年を太陽の動きを使って24等分し、その分割を指す季節に名称を付けたものです。各々の名称はある日のみを指すと理解されていることが多いですが、正確には季節・期間を表すものです。
有名なものが、二至の夏至・冬至、二分の春分・秋分、この四つで二至二分といいます。もうひとつは立春・立夏・立秋・立冬の四立で、二至二分と四立で八節といいます。今では、それ以外についてはほとんどの人はあまり意識をしていません。
雨水は、空から降るものが雪から雨に変わっていき、雪も溶け始め春一番が吹き始めるころを指しています。日本では春が来る前の季節に、3日くらい寒い日が続き、次の4日間くらいが暖かくなる、これが繰り返されていくことでだんだん暖かくなり春を迎えていく気候を三寒四温と呼んでいます。
これは中国北部や朝鮮半島でよく言われていた言葉です。冬の大陸のシベリア高気圧の勢力の強弱の周期が三寒四温を作っているようです。日本では若干周期は違うものの、この言い方が定着し、このころにはよくこの言葉を聞きます。如月も中旬を過ぎてくると三寒四温を感じながら、暖かい春が来るのをわくわく待つ季節となるのです。 |